平凡ゲーマーテューの人生記録

キングオブ平凡なゲーマーの体験や思いなどを共有します。もちろんゲームについても。

【○○に行ってみた】とほほ・・・失敗だらけの秩父旅行【後編】

どうも、テューです。
 
今回は秩父旅行の後編です。
前回の記事を読まれた方は薄々気づいているかもしれませんが、
当時はブログを始め自分が世界に発信するとはまったく考えていないため肝心な部分の写真がほとんどありません。過去の自分を張り倒してやりたいです。ごめんな埼玉

前編はこちら

 

秩父神社で水占みくじ

 昼食後に僕たちが向かったのは秩父神社でした。

それは珍しい水占みくじがあるからです。水占みくじとはその名の通りおみくじを水に濡らすことで結果が浮かび上がるおみくじです。


青空の下、 昭和あるいはそれ以上前の雰囲気漂う商店街を抜けて秩父神社に着きました。

 

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風情のあるタバコ屋

 10月にしては気温が高かったため、額に汗をかきつつ参拝し、境内を歩いて回りました。

 そしてお目当ての水占みくじを買い、男2人がキャッキャウフフとおみくじを水につけました。

僕の結果はこちら

 

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これを引いてから半年が過ぎましたが、願望と恋愛は実現していません。

全部あたりさわりないことであり、本人のやる気次第な気もしますが、気のせいだよね!

 

友人もあまり良くない結果だったため、持ち帰らず結ぶことにしました。どうせ消えるし

末吉か凶だった友人はしっかりと結び、僕は結んだおみくじは端っこが少し欠けてしまいました。これが祟ってかは知りませんが、この後買ったコーラが僕のだけ吹き出し、ズボンにつきました。

神社にターザンロープと三輪車?

 コーラの件と半袖でも暑いと感じる天候により疲労感を覚える中、僕たちは見晴らしの丘、羊山公園を目指しました。

なおここからは、僕が疲れていた、または憑かれていたため写真はほとんどありません。ごめんな西郷隆盛

 

見晴らしの丘はアニメ『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』(あの花)に出てくる場所(聖地)らしく、アニメ好きな友人は「絶対行きたい!」と前日から目をキラキラさせていましたが、アニメに興味がない自分にはいまいちピンときませんでした。

しかし、丘から一望できる景色が素晴らしいとの口コミを多く見かけたため、また羊山公園の通り道にあるため立ち寄ることにしました。

 

(正確には羊山公園内に見晴らしの丘があるそうですが、この記事では当時の僕の頭の中で思っていたことを書き起こしているため、この2つが違う場所とされています。)

 

住宅街かつ観光地とは思えない狭い上り坂(歩道やガードレールなし)を上り羊山公園に着きました。しかし見晴らしの丘を見付けることができませんでした。今となっては、あれを見付けられないなんてあり得ないことですが、あの時は歩き疲れやすぐそばの羊山公園に行きたいなどもあり、見晴らしの丘は後回しすることにしました。

 

羊山公園で有名な芝桜の丘を目指し、さらに坂道を上りました。その途中に小さな神社がありました。そこは晴天であったその日には珍しいほどの日陰があり、僕たちはそこで少し休むことにしました。

そこはどこか不思議な空気が漂っていました。

 

まず拝殿に多数のお札が貼ってあったことです。小さなお札が屋根の下に何枚かはってあり、僕たちはそこが日がささない場所であったこともあり、少し怖くなりました。

次にターザンロープなどの遊具やアスレチックがそばにあったことです。神社にこれらがあるのは奇妙ですし、公園に神社があるにもなんだかしっくりきません。何よりその日は土曜日でしたが、子供はだれも遊んでいませんでした。

そして僕たちが感じていた違和感を恐怖に変えたのが拝殿のそばに放置された三輪車です。

くどいようですが僕たちがそこにいた時、三輪車が似合う子供はいませんでした。またその神社に行くには車道からは階段あるいは険しい土の坂を上るか、緩い坂を上り公園から回り込む必要があり、三輪車に乗る子供には厳しい場所でした。そもそもその神社は公園の敷地にあるため管理している人がいるはずです。(神社にも管理者いるよね?)そのため三輪車が放置してあったら何かしら対応を取るはずです。それなのに放置してあるということは・・・

 

頭の中でなにかがつながった僕たちはすぐにその場を後にしました。

現在に至るまで、僕はその場所について調べていませんし、これからも調べません。

だって、なんかあったら怖いじゃん。

発砲注意と旅のおわり

恐怖の神社を抜け、ようやく芝桜の丘(芝桜なし)に着きました。写真は撮りませんでした。ごめんなサイパン

本来は5月に行けるはずでした。しかし、僕の慎重な性格が仇となりチャンスを逃してしまいました。この出来事以来、僕は思い立ったら行動を心掛けるようになりました。この経験により自分から進んで行動する力が身につきました。志望動機かよ

 

さあさあ、残すは見晴らしの丘のみです。時刻は多分午後3時過ぎでした。帰りの電車の都合で自由時間はあと1時間でした。悲しいことに僕たちは地図アプリを使っても辿り着くことができず、疲労困憊でした。それでも公園内を歩き回り、何とか上り坂で見晴らしの丘に続いていそうな道を見つけました。

 

その道を進んでいくと、すぐに見晴らしの丘とは関係ないことがわかりました。なぜなら明らかに観光スポットらしくない砂利道だったからです。道すがら畑などもあり、もはや公園か私有地か区別がつかない道でした。しかし、方角的には公園の入り口に向かっていて、また時間がギリギリだったため、この道を進み公園を後にし、西武秩父駅に行くことに決めました。

 

その途中に信じられないこう書かれた張り紙をいくつかみました。

 

 発砲注意

 

僕たちは震えました。それもそのはず。僕たちは今公園の敷地か私有地かわからない場所を歩いているのです。アメリカなら撃たれてもおかしくありません。また、発砲注意ということは、銃がないと立ち向かえない野生動物に遭遇する可能性もあります。(当然写真を撮るなんて発送は浮かびませんでした。ごめんなサイコパス)

僕たちは互いに息を殺し、競歩以上走り以上のペースでこの道を駆け抜けました。暑いからか、怖いからか、理由がわからない汗をかきながら公園をでました。

 

 羊山公園から西武秩父駅へ歩きだしてすぐのこと。入口近くにまだ行っていない道を見つけました。最初は公園には関係ない道だと思いましたが、先程のこともあり電車に間に合うか微妙でした。そのため次の電車に乗ることにし、この道を進むことにしました。

上った先には眺めの良い場所がありました。

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そここそが、見晴らしの丘と呼ばれる場所でした。

 

僕たちはようやく辿り着いたことに歓喜し、自販機で麦茶を買い乾杯しました。

余韻に浸った後、僕たちは帰路につきました。

 

今回の旅は総歩行距離21.38km、25,504歩でした。

この日以上の達成感を僕はまだ知りません。